2011年7月4日月曜日

徳島自身の事例について本気出して考えてみた

「徳島が活気づくのって、いつ?」
と聞かれたら、「阿波踊り」と答える人が多いだろう。

でも、探してみれば、他にも徳島が活気づいたイベントがあるのかも・・・?

阿波踊りは、確かに県外からの観光客は多いが、毎年行われるものであり、
そう何度も行こうとする人もいないかもしれない。

期間限定でも、今までに徳島で大きなイベントは無かっただろうか・・・?

そこで思い出したのが、「スタジオジブリ・レイアウト展」

皆さんはご存知だろうか?
2010年2月20日~4月18日まで、徳島市八万町にある、「文化の森」にて催された。

◎概要
スタジオジブリ・三鷹の森ジブリ美術館全面協力のもと、「風の谷のナウシカ」から最新作「崖の上のポニョ」まで、宮崎監督直筆のレイアウトを中心に高畑・宮崎監督がジブリ以前に手掛けたけた作品も含め、1000点以上のレイアウトを公開。本展は、ジブリ作品の魅力を支える根幹ともいえる、とっておきの“秘密”に触れる展覧会だ。(企画制作協力:スタジオジブリ、三鷹の森ジブリ美術館)

 引用:livedoor地図情報


スタジオジブリといえば、「もののけ姫」や「となりのトトロ」、「天空の城ラピュタ」・・・
数々の名作を生み続けている。
このブログを読んでくださっている方の中でも、ジブリが好きだという方は、少なくないはずだ。

で、実は、私の家がこの文化の森の近くであるわけで・・・
平日は学校だし、文化の森方面へ行くことも無いんだけれども、
土曜・日曜に家族と買い物に出かける時。

ものすごい大混雑。
しかも、この時期は徳島市内全体的に、県外ナンバーの車が多かった!
大阪ナンバーから、九州地方や関東地のナンバーまで・・・
ジブリの偉大さを感じたわけです。

駐車場も入りきらないものだから、文化の森へ続く橋の下の河川敷にも車がズラリ。
あの景色を見たとき、純粋に徳島にいろんな地方の人が集まっていると知って、嬉しかったなぁ・・・

さて、こういった県外からの観光客が多い場合、
大阪や香川など、わりと近場の観光客でも、飲食物は徳島で購入される方が多いと思う。
公共バスを利用する人もいたかもしれない。
また、中国地方や九州、関東・・・と、遠い地方の方は、なおさらホテルを取られたり、
食事も徳島で食べられるだろう。

スタジオジブリのレイアウト展自体は、入場料やグッズ代は、スタジオジブリの利益かもしれない。
しかし、上記のような事を考慮に入れると、徳島にも経済面での大きな活性化につながったと考えられる。

スタジオジブリ・レイアウト展のことを知った時には、
「へぇ、こんなのがあるんだ。ジブリ好きの人は喜ぶだろうな」というくらいで、
徳島に何か利益があるのか、など考え付かなかったが、
こうして見つめ直すと、「地域活性化」に関係の無いようなイベントも、
広く見渡してみると、経済効果での活性化に繋がる可能性もあるのだとわかった。

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