2011年6月30日木曜日

客観視した徳島について本気出して考えてみた

どうしても自分の主観で物事を見てしまうので、事実を歪めてしまうみたい。
と、いうわけで、今回はとなりの芝生というランキングサイトのデータから、物事を見てみようと思います。

今まで、「徳島県民は運動しない県。だから糖尿病患者が多い」と思っていたが、
グループの二人と話してみたところ、
「徳島はランニングをしている人が多い」ということだった。
ただし、一部の人しか運動をしていないのかも・・・

そこで、上に挙げたランキングサイトのデータを利用。
スポーツをしている人の割合[10歳以上] 
スポーツをしている人の割合[15歳以上]
のランキングを見てみると、徳島県はどちらも34位。
10歳以上の割合は約61%、15歳以上の割合は約66%と、10人に6人の割合でスポーツをしていることがわかる。

では、なぜスポーツをする割合が低いのか?
場所が少ないのかもしれない、ということで、場所のランキングも。
体育館数(100万人あたり)・・・14位
多目的運動広場数(100万人あたり)・・・30位
屋内外プール数(100万人あたり)・・・22位
社会体育施設数(100万人あたり)・・・23位

決して少ないわけではないし、むしろ多いくらい・・・?

場所は十分あるのに、利用している人が少ないとしたら、宝の持ち腐れ!
でも、確かにスポーツをしようと思っても、人数が集まらないと出来ない。
ただ、個人が「チームを作ろう!」と声をかけても、なかなか大変だ。
こういった場面でこそ、地域で声をかけ、
野球だったり、バレーだったり・・・
様々な地域チームを作ることを呼び掛けてみてはどうだろうか?
市や県に協力してもらい、地域対抗のスポーツ大会を開いてもらうということも、
大きな宣伝になると思う。

2011年6月20日月曜日

徳島の悪いところについて本気出して考えてみた(2)

さて、前回のがあまりにも長すぎたので区切らせていただきました。

竹内さんの提示してた徳島の悪いところ、後編。

・交通マナーが悪い。
・交通機関が整ってない。

交通マナーについて。
徳島の交通マナーの悪さは全国1、2を争うほどらしい。
脇道から出てきた車には道を譲らない、
歩行者関係なしの乱暴な運転・・・
これでは、県外からの旅行客も、「徳島って怖い・・・」というイメージを植え付けられてしまう。
そこから「徳島にはもう来たくないな」ということになり、
観光客が集まらないのかもしれない。

改善法として考えられるのは、警察の取締りの徹底だと思う。
私の両親も、「シートベルト着用」で罰金を取られたことがあるが、
シートベルト云々よりも、まず「煽り」や、
「歩行者おかまいなしに信号無視・歩道上を車で通行」を何とかしろ、と。
どの都道府県も同じだろうが、本当に大切な「取締り」が出来ていないように感じる。
身の安全を守るための準備は大切かもしれないが、
まず、「事故を起こす行動を止めさせること」が大切だ。

次に、交通機関について。
そもそも、徳島の糖尿病患者が多い理由や、車の交通マナーが悪いことや、
過疎化が進んでいること、原点はこの「交通機関が整っていない」ことなのでは・・・?

徳島には電車がない。新幹線も通っていない。
あるのはバスと汽車くらい。
しかも徳島の中の田舎の方では、バスが一時間に一本、なんてことも・・・。
最寄駅が遠すぎる!なんてことだってある。
そこで、外出する際には車が必要となるし、車が無くては何処にも行けないという状況にもなる。
近場にでさえ車で行動する人も多くなり、徳島県民には運動不足の人が多くなってしまった。
そして、糖尿病発症へ・・・。

また、車の交通量が多いため、道路が混雑しやすい。
道路の混雑時にはイライラする人が多くなってしまう。
そして、少しでも信号に引っかからないようにしようとして、信号無視をしたり、
少しでも先に進もうと、歩道を無理やり進んでいく車が現れる。

しかし、車にだって税やガソリン代がかかる。
車を持ちたくない、もっと気軽に出かけられるようになりたい。
交通整備の整った県外にあこがれて、徳島県を出ていく若者も少なくないはずだ。

徳島の活性化を左右する大きな要因は、この「交通機関」かもしれない。
バスの本数をもう少し増やすだけでも、歩いて出かけようという人が増えるかもしれないし、
出来ることなら電車が通れば、他県からも気軽に徳島に遊びに来ることもできると思う。

ただ、電車を通らせることは今のところほぼ不可能に近いようだ。
理由としては、
・利用者が少なく電化工事をして元が取れない路線は電化しても無駄
・JR四国は完全に民営化をしてなくバスなどに利用者を取られているため電化で経営が厳しくなる可能性がある
ということ。

だが、他の四国三県とさえアクセスしにくい状況になっているため、
せめて香川(汽車があるためまだアクセス可能)、高知、愛媛とだけでも、交通機関を整えると、
人の流れが変わってくるのではないかと思う。

徳島県内では、汽車の駅が少ないので、そこはバスで補っていけるように、
バス停を多くするだとか、バスの本数を増やすことで、
「遊びの場」を広めることができるはずだ。


と、いうことで、徳島の悪いところと、その解決策についてでした。

2011年6月13日月曜日

徳島の悪いところについて本気出して考えてみた

私たちの班で、徳島が地元なのは私だけなので、
徳島県民の視点から考察してみる。

竹内さんが書いてくれた記事

徳島の不便な点を並べてくれていた。
また、「徳島には長く住もうとは思わない」という率直な意見も。

地元の私としては、昔からこの環境で過ごしているので、
このまま永住しても構わないのだが・・・

県外から徳島へ移ってきた人から見れば、相当不便なのかもしれない。
私は、物心ついてから県外で住んだ経験はないため、
県外との比較は後の班メンバーに任せることにする。

まず、竹内さんが挙げたことは、

・物価が高い。(食材にしろ家電にしろ何にしろ)
・遊ぶところがない!駅前フジグランじゃ飽きる!
・交通マナーが悪い。
・交通機関が整ってない。

の4点。


さて、まずは「物価が高い」点について。
この問題点は、サークル仲間にも言われたことがある。
徳島県民から見ると、徳島は他県より物価が安いと思っている。
と、いうより思い込んでいる。
私が県外に出ようとした時も、その点で親に大反対された。
おそらく、テレビなんかで都会の食べ物が取り上げられるとき、
お値段お高めのものが多いから、その影響・・・?

インターネットで調べていると、わかりやすく、丁寧に、
この値段の仕組みを解説してくれているサイトを見つけた。
以下、そちらを簡潔にまとめたもの。

近年、デパートは業績が落ち続いており、その大きな原因が「価格」。
デパートは、通常のスーパーやディスカウントショップよりも、明らかに値段が高いためだ。
そのため、消費者がより安いスーパー等に流れて行ってしまう。
都会では、たくさんお店があるため、お互いのお店が価格競争をし、
その結果、安い商品が並ぶことになる。
しかし、田舎では、それほど多くお店が存在しないため、
そのお店の周りに他店がなければ、自然と人は集まるし、比べるお店も無いので、
高値で商品を販売しても、他店に客が流れることは少ない。

参考:田舎暮らしをする前に(3)


確かに、数年前に全国の「そごう」が閉店していったが、徳島店は未だに健在である。
この記事を読むと、妙に納得させられるものがある。
家電なんかは特に、そういった傾向があるようだ。
家電は人件費や送料もかかるので、仕方がないことかもしれないが。

ここで改善点を提示したいところではあるが、
「じゃあ、どのお店も値下げしましょう!」なんてことになると、逆に大変。
そのせいで従業員の数を減らしたり、給料を下げたり・・・
それでは失業者が増える、生活難に陥る家庭が増える、といったデメリットがある。
よって、「物価が高い」点においては、はっきり言って改善の仕様が無いと思う。
ここまで来て、いい考えが思いつかないのがもどかしい・・・!
班の皆に相談してみたいと思う。


次に、「遊ぶところがない」という点について。
徳島県民で「遊ぶ」といえば、カラオケ、買い物、ボウリング。
そのあたりで終わってしまっている気がする。
テーマパークも、無いんだよね。
作ったところで、本州と離れた四国にあるため、入場者が集まるかどうかという不安がある。
そのあたりで、大きなテーマパークを徳島に作ろうという計画も起こらない・・・

一応、「徳島動物園」(遊園地込)があるが、場所が方上町・渋野町と言って、
徳島駅からはかなり距離があることで、入場者が少ないし、地元民しか行かないのが現状だ。
15、6年前は、徳島大学の近くにあったのだが、園内の広さや、周囲への臭いといった問題があり、
場所を移動したわけだが、かえって動物園の存続を危うくしてしまったのかもしれない。
また、吉野川市にある「吉野川遊園地」も、今年の8月31日に閉園することになってしまった。

「大きな、観光客を引き寄せる何か」があることに越したことはないが、
まずは「地元民を引き寄せる何か」が必要であると思う。

最近、「ROUND1」ができたり、駅前にスタバやロフトが出来たことにより、
ある程度人通りは増えたようではある。

ここで提案。
「ROUND1」に人気が集まっていることから考えてみた。
特に、徳島は「運動をしない県」であるので、
バッティングセンターやスポーツセンターなどを増やせばよいのではないかと思う。
あったとしても、目立たないので気付かないことが多いので、看板を大きめに作るなど・・・
もしも隠れているだけで、「遊べる場所」があるとすれば、そこを強調してほしい。
それだけで、人の流れも変わってくるのではないだろうか。

2011年6月6日月曜日

事例を本気出して探してみた

テスト動画投稿含めなければ、初UP。

地域活性化の事例を探したところ、

北海道網走市にて、大学との連携による地域活性化が実際に行われたようだ。

「あばしり健康カニチョッ筋体操」という体操が作られた。

網走市の高齢化率は22%とやや高く、高齢者に対する健康づくりのため、
この事業をスタートすることになった。

まずは市の保健師、管理栄養士が中心となって、体操の個々の動きを考察し、
その後、市のトレーニング指導士とともに、大学からアドバイスを受けた。

スポーツ科学の観点からの科学的分析も採用したり、
音楽や歌詞をつけたりと、完成度の高い仕上がりに。
科学的に権威づけたり、実践しやすく、かつ覚えやすくすることで、
PRなど普及活動にもつながるのだそう。

その後、一大活動PRが実施された。
市内のお祭りや、プロ野球のセレモニーでPRをしたり、
体操DVDやビデオを、保育園や幼稚園、小中学校に配布するなど、
市の部署が大々的にPRを行った。

市の努力の結果、実際、爆発的に普及することになった。

マスコミの注目も大きく、遠方からの問い合わせも殺到したという。


引用:財団法人地域活性化センターHP 
   

地域活性化というと、イベント、というイメージが湧いてしまうが、
こういった「健康づくり」を主としたやり方もあるのだと思った。

この事例のように、運動促進を行うことで、
市民の健康を守ることにもなるし、住民同士のコミュニケーションの場も広がる。
また、結果的に、様々な遠方からも興味を持たれる地域となった。

徳島県といえば、糖尿病患者数が全国1.2を争うほどである。

徳島には公共交通機関が少なく、車で移動をする人が多い。
そこで、歩く機会が減り、運動不足から糖尿病になる人が現れる、というのが現状だ。

実は、徳島にも「阿波踊り体操」がある。
夕方あたりに、ローカル番組で放送されているのを見たことがある。

実際にこの体操をしてみると、かなり体を動かすらしい。

しかし、阿波踊り体操を知っている人物は、地元でもわりと少ない。

せっかく運動を、しかも、徳島の地域性を大きく示している阿波踊り体操を、
このまま小さな規模だけにとどめていいのだろうか。

そこで、私は、この網走市のように、
徳島ももっと阿波踊り体操をPRしてみれば良いのでは、と提案する。

阿波踊りはどうしてもお盆あたりに注目されてしまうので、
この体操であれば季節を問わず徳島をPRできるし、
住民の運動促進にもつながるはずだ。