テスト動画投稿含めなければ、初UP。
地域活性化の事例を探したところ、
北海道網走市にて、大学との連携による地域活性化が実際に行われたようだ。
「あばしり健康カニチョッ筋体操」という体操が作られた。
網走市の高齢化率は22%とやや高く、高齢者に対する健康づくりのため、
この事業をスタートすることになった。
まずは市の保健師、管理栄養士が中心となって、体操の個々の動きを考察し、
その後、市のトレーニング指導士とともに、大学からアドバイスを受けた。
スポーツ科学の観点からの科学的分析も採用したり、
音楽や歌詞をつけたりと、完成度の高い仕上がりに。
科学的に権威づけたり、実践しやすく、かつ覚えやすくすることで、
PRなど普及活動にもつながるのだそう。
その後、一大活動PRが実施された。
市内のお祭りや、プロ野球のセレモニーでPRをしたり、
体操DVDやビデオを、保育園や幼稚園、小中学校に配布するなど、
市の部署が大々的にPRを行った。
市の努力の結果、実際、爆発的に普及することになった。
マスコミの注目も大きく、遠方からの問い合わせも殺到したという。
引用:財団法人地域活性化センターHP
地域活性化というと、イベント、というイメージが湧いてしまうが、
こういった「健康づくり」を主としたやり方もあるのだと思った。
この事例のように、運動促進を行うことで、
市民の健康を守ることにもなるし、住民同士のコミュニケーションの場も広がる。
また、結果的に、様々な遠方からも興味を持たれる地域となった。
徳島県といえば、糖尿病患者数が全国1.2を争うほどである。
徳島には公共交通機関が少なく、車で移動をする人が多い。
そこで、歩く機会が減り、運動不足から糖尿病になる人が現れる、というのが現状だ。
実は、徳島にも「阿波踊り体操」がある。
夕方あたりに、ローカル番組で放送されているのを見たことがある。
実際にこの体操をしてみると、かなり体を動かすらしい。
しかし、阿波踊り体操を知っている人物は、地元でもわりと少ない。
せっかく運動を、しかも、徳島の地域性を大きく示している阿波踊り体操を、
このまま小さな規模だけにとどめていいのだろうか。
そこで、私は、この網走市のように、
徳島ももっと阿波踊り体操をPRしてみれば良いのでは、と提案する。
阿波踊りはどうしてもお盆あたりに注目されてしまうので、
この体操であれば季節を問わず徳島をPRできるし、
住民の運動促進にもつながるはずだ。
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